ダウン症の寿命が短い理由や原因は合併症?平均や最高齢を調査

ダウン症児の親になって早くも2年が経とうとしています。
我が子にダウン症の疑いがあるとわかってから、そして判明して以降もしばらくは、無知からの不安と恐怖にも似た気持ちに苛まれる日々でした。

不安や恐怖の中の1つの要因として、ダウン症の寿命が短いようなイメージを持っていたことがありました。
我が子がどんな風に育っていくのか、想像がつかない。
その上、苦しみながら(障害児を育てるというだけでただただ大変で、苦しさを抱えていくという思い込みがありました…)育てる我が子が、親である自分たちより先に死んでしまうかもしれない。
今となっては、無知であったが故の恐怖だったなとわかるのですが、その当時の不安感は計り知れないものがありました。

お子さんのダウン症がわかり、あの頃の自分と同じように不安を抱いている方々が読んでくださり、少しでも不安が和らぐ材料になれば嬉しいです。

ダウン症の寿命が短い理由や原因は合併症にあった?

我が家のダウン症児しょま君は、生まれつき心臓の壁に穴がある「完全型房室中隔欠損」という合併症を持って生まれました。

ダウン症の合併症として最も多いと言われているのが生まれつきの心疾患で、生まれてくるダウン症児全体の3~4割にのぼると言われています。

今回取り上げている「ダウン症をもつ人の寿命」に関しては、この先天性心疾患を治療できる医療技術が存在するかしないかにより、大きな大きな差が出ます。

その昔、まだ医療技術が進歩していなかった時代には、心疾患やその他の合併症が原因(理由)となって、ダウン症児が幼くして亡くなることが多かったそうです。
そのため、ダウン症の寿命は短い(短命である)との認識が今でも残っているようです。

しかし実際のところ現在では、医療の発展のおかげで、昔は根治することが困難だった合併症が早期治療や手術により治る事例も増えており、以前ほど平均寿命が極端に短いようなことはありません。

我が家のダウン症児しょま君も、生後1ヶ月で心疾患による肺への負荷を減らす対処オペ、1才2ヶ月で心臓の穴を塞ぐ(壁を再形成する)手術を受け、元気な成長を遂げています。

ダウン症の寿命が短い理由や原因は、心疾患をはじめとした合併症にあったのです。

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ダウン症の寿命の平均や最高齢は?

以前より平均寿命が長くなっているということはわかりましたが、具体的にどの程度になっているのかについて調べてみました!

数十年前まで寿命の平均が20歳程度だったようですが、合併症の早期治療が進んだことにより、2020年現在の情報だとダウン症の寿命の平均は60歳程度にまでなっています。
かなり寿命が延びて、長生きしている方もたくさんいることがわかりますね。

ちなみにダウン症の世界最高齢について調べてみたところ、イギリスのロビン・スミスという方でした。
78歳でしたが、今月(2020年10月)お亡くなりになったとのニュースが出ていました。
彼の幼少期ではまだまだ医学の進歩が進んでいなかったであろうことを考えると、大変な長生きをなさったんだなということがわかると思います。

さいごに

我が子が生まれたときには、いつまでこの子と一緒にいられるんだろうという不安を抱いていましたが、きっとその心配は杞憂となることだろうと、今では信じています。
きっとこれからも、元気に大きく育ってくれることを心から願って、今後の成長を見守っていきたいです。

しょま君パパ
2021年2月現在、我が家のダウン症児しょま君は急性骨髄性白血病であることがわかり、治療入院中です。健常児に比べてダウン症児の白血病発症率が10〜20倍というデータもあるようで、先天性の合併症以外にも平均寿命を短くするような要素があるのかもしれません。
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