ダウン症の歯の特徴や生え始め時期は?歯並びと虫歯の注意点

  • 2021年7月11日
  • 2021年7月12日
  • 雑記
しょま君パパ
どうも。汚職事件をお食事券と一瞬間違えて、何のニュースやねんと思ったしょま君パパです。汚職、よくない!お食事、好きです♪

我が子の成長を感じられる瞬間って、色んな場面があります。
寝返りができるようになったとき、おすわり、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ち、たっち、つたい歩き、ひとり歩き。
徐々に身体も赤ちゃんから幼児に成長していくわけですが、中でも歯の生え始めって、「あ!歯が出てきてるー!!」と娘のときも息子(ダウン症児しょま君)のときも、感動した記憶が強く残っています。
食べる幸せって一生涯続くもの(当たり前のようで、有り難いこと)だと思うので、歯は大事にしてあげないといけないなぁと常々思っています。

ダウン症児は歯並びが悪いことが多かったり、口内トラブル(虫歯・歯周病)に注意が必要だったりすると聞きます。
また、歯の形に特徴を持って生まれる子もいるようです。

そこで、ダウン症児の歯の生え始めの時期や歯の特徴について、歯並び虫歯リスクについて、調べながらまとめてみたいと思います。

ダウン症児の歯の生え始めの時期は?

我が家のダウン症児しょま君の乳歯の生え始めは1才5ヶ月頃でした。
健常児の歯の生え始めが生後6ヶ月〜9ヶ月くらいが多いことを踏まえると、やはり比較的ゆっくりペースです。
ダウン症児の発達スピードは平均して健常児の半分くらいと言われることが多いので、しょま君もだいたい当てはまるくらいの時期に乳歯が生え始めたことになりますね。

生え始めの順番としては下の前歯2本→上の前歯2本→その外側の歯がそれぞれのタイミングで生えてくることが多いみたいです。
ただ、順番に絶対はなく、個人差があるとのこと。

歯の生え始めがよほど遅かったり、一向に前歯だけが生えてこない!といった順番のおかしさが見受けられたりすることがない限りは、個人差だと捉えて気長に生え始めを待てば問題なさそうです。

ダウン症は歯の特徴がある?欠損がある場合も!

歯は通常、乳歯は20本、永久歯は28本(親知らず4本を含めると32本)あります。

しょま君パパ
日頃、自分の歯が何本あるかを意識することがなく、このブログを書く中で「自分の歯って28本もあるんや!」って初めて認識しました(笑)

ダウン症の方は、歯の特徴がある場合が多くあります。
まず、生まれつき歯の本数が少ない(先天的に欠損している)ことがあるようです。
個人差があり、全員ということではないみたいですが、低くない確率で欠損がみられるとのこと。
また、歯の形に特徴があるようで、歯が小さかったり、歯の根っこの部分が短かったりすることが多いとされています。

これらのダウン症特有の歯の特徴により、歯の健康にどのような影響を与えるか、調べてみることにしました。

ダウン症の歯並びや虫歯・歯周病リスクについて

まず、ダウン症の方の歯並びについて。
歯の欠損(本数が少ない)=歯と歯の間に隙間ができるため、歯が生える方向や角度等、歯並びへの影響が考えられます。
また、乳歯が生えている場所に永久歯が下から押し上げるように生えてくるのが通常であるところ、乳歯の生えている場所とは別のところから永久歯の頭が出てくることがあるようです。
そんな状況もあり、ダウン症の人は歯並びが悪いことが多い傾向にあります。
歯の矯正をする方もいるみたいですね。

次に、ダウン症の方における虫歯や歯周病のリスクについて。
結論から書くと、虫歯リスクは低め、歯周病リスクが高めだそうです。
多分に漏れず、個人差がもちろんあります。

そもそも①虫歯と②歯周病にはどんな違いがあるのでしょうか?
1.症状の起こる場所
①歯 ②歯肉(いわゆる歯ぐき)
2.症状
①歯が溶ける ②歯肉に炎症が起き、顎の骨が溶ける
3.自覚症状
①痛みがある ②口臭・歯肉の腫れ・歯のグラつき

こんなところです。
なぜダウン症の人は、虫歯にはなりにくく、歯周病になりやすいのでしょうか?

虫歯になりにくいのは、歯が生えるのが遅かったり、永久歯の本数が少なかったりすることが理由としてあります。
そうした理由によりダウン症者の子ども時代は虫歯になりにくい傾向があるようですが、大人になって歯磨きをする習慣を怠るようなことがあると、虫歯が増えてきてしまうとのこと。

次にダウン症の人が歯周病になりやすい原因について。
ダウン症の歯の特徴にも書いたように、歯の根っこの部分(歯根)が短いことが多いため、歯周病の症状である歯のグラつきに繋がりやすいです。
また、歯の欠損により歯と歯の間の隙間が大きいことも、歯がグラついてしまう原因になりそうです。
そのため、発症したときの進行が早く、重症化しやすいとされています。
ダウン症の90%以上が歯周病にかかっているとのデータもあるそうで、10代で罹患、20〜30代で重症化し、永久歯の喪失に繋がってしまうことも多いようです。

さいごに

歯の健康を損なってしまったり、歯が抜けてしまったりすれば、当然食べることへ悪影響が生じてしまうわけですから、QOL(クオリティオブライフ)の低下に繋がりかねません。
食べる幸せを維持できるように、定期的な歯科受診を継続することで、我が家のダウン症児しょま君の歯の健康を守っていきたいです。

今日のブログはここまでです。何かの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

関連記事

しょま君パパ どうも。閉まる扉にはご注意できないしょま君パパです。ぼーっとしていたら持っているトートバッグとか挟んじゃうから気をつけなきゃです。   さて。 後天的に発症した白血病治療にようやく目処がつ[…]

あわせて読みたい

しょま君パパ どうも。飛行機搭乗前の金属探知器が鳴ったことがないので、どうも鉄分が足りてない模様のしょま君パパです。…え?そういうことじゃない? さてさて、今回の記事ではダウン症児の特徴のひとつとしてもよく言われる【ベロ[…]