さて、現在我が家のダウン症児しょま君は病気の治療のため入退院を繰り返しておりまして。
生まれながらにダウン症とともに、心疾患(房室中隔欠損症)や甲状腺機能低下症といった合併症を持って生まれた我が家のダウン症児しょま君。 現在2才2ヶ月ですが、生まれてからこれまで通院や入院・手術など、色々と乗り越えながら大きく成長してきまし[…]
しょま君と遊んだり、お世話したり、このブログを書いたり。
普段会社勤めをしているとできない時間の過ごし方をしているわけで、パソコンやスマホを見れる時間も日常よりも長いので、しょま君やしょま君のお姉ちゃんが小さい(まだ今も小さい子どもですが…)頃の写真や動画を見返したりする時間もあって。
そんな中で、いつのまにかできるようになっていた(と今となっては感じている)成長について、改めて思い返す機会を得ています。
今回はそんな成長の中でも、ダウン症児であるしょま君が「おすわり・一人座り」をできるようになった時期について、書いてみたいと思います。
おすわりとは?一人座りとの違い
そもそもおすわりって何?というところから、念のために整理していきたいと思います。
おすわりは「座らせてあげれば座る姿勢を維持できること」だそうです。
大人が抱っこしてあげて、そのままおしりでちょんと座らせることができれば、「おすわり」修得!ということです。
ちなみに、おすわりによく似た「一人座り」ですが、これは寝転んでいる状態から自分一人で腕や体幹を使って起き上がり、おすわりの体勢になることを言います。
おすわりができるようになることと、一人座りができるようになることとは、大きく違うわけなんです。
健常児がおすわりや一人座りができる時期は?
これらのおすわり・一人座りについて、健常児がどのくらいの月齢でできるようになるかについて調べてみました。
個人差があることは言うまでもなく、あくまで目安としての時期になります。
おすわりができるようになるのが大体生後6〜7ヶ月頃、そして一人座りができるようになるのは生後9〜10ヶ月頃であることが多いようです。
はじめのうちは手をついて身体を支えてぷるぷるしながらおすわりの姿勢を短時間維持します。
段々と手をついている状態から片手だけ離せるようになり、両手を離せるようになり、そして座っている姿勢⇔寝転んだ状態の行き来(一人座り)ができるようになっていきます。
ダウン症児がおすわりする時期!いつからできるか目安はある?
ここからが本題、ダウン症児がおすわりする時期についてです。
ダウン症児の成長・発達のスピードは、健常児の半分くらいが目安になるとよく言われます。
そのため、おすわりできるようになるのが1才〜1才4ヶ月ころ、一人座りができるようになるのが1才6ヶ月〜1才8ヶ月くらいが目安になりそうです。
ただし、ダウン症児は健常児以上に成長・発達のスピードに個人差の幅があるため、少し早めの子もいればもっとゆっくりの子もいると思います。
焦ることなく、その子の成長段階にあったタイミングでおすわりの練習をはじめるのがよいと思います。
ちなみに参考事例として我が家のダウン症児しょま君のおすわり・一人座りができた時期について、写真や動画をさかのぼって確認してみました。
・ぷるぷるしながら手で支えて短時間おすわりができるようになったのが生後8ヶ月。
・1分くらいおすわりできるようになったのが生後9ヶ月。
・しっかり手を離して安定したおすわりができるようになったのが1才くらい。
・一人座り(おすわり⇔寝転びの行き来)ができるようになったのが1才4ヶ月。
こんな感じでした。
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ダウン症児がおすわりの練習をするときの注意点!
ダウン症児に限らずなお話しではありますが、おすわりができる前の子は背中や腰周りの骨や筋肉が十分に発達していないため、無理におすわりの練習をさせることで大きなケガに繋がる可能性があります。
周りの子がもうおすわりできている時期だからうちの子も…と焦りすぎるようなことがないように注意が必要です。
また、体幹がしっかりしてきてからも何かの拍子に後方へ転倒してしまうようなことも考えられるので、転倒を防止することが第一ですが万が一倒れても大丈夫な環境を整えてあげることも大事かなと思います。
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ダウン症児は筋肉の低緊張という特性を持っているため、おすわりの練習を始める時期には特に気を遣う必要があるように感じます。
無理に座らせて悪い姿勢のまま骨格が形成されてしまうことがないように、十分に体幹が備わってきた時期を見定めておすわりをし始めても、決して遅すぎることはないと思います。
新生児育児をしていると、自分の子どもの発達・発育のスピードが気になり、他の子と比べてしまうこともあると思います。 「うちの子、まだハイハイができない!他の子より遅いんじゃないかな?」と不安になることもあるでしょう。 結論から言ってし[…]
さいごに
親であれば誰しも子どもの成長には期待を寄せると思います。
しかし、過度な期待は子どもの身体や心に負担を生じさせてしまうこともあります。
成長には適度な期待が必要だと思いますが、期待値の大きさや期待をかけるタイミングは見誤らないように、私も二人の子どもの親として気をつけたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
我が家のダウン症児しょま君の成長記録です。(最終更新:2024年8月31日) ズボラなもので、穴あき箇所も多々ありますが(笑)、諸々の場所から情報を拾い上げて、随時更新していきたいと思っています。 成長には個人差がありますので比[…]