ダウン症児はハイハイしない?いつからできたか【しょま君の場合】

  • 2021年2月22日
  • 2021年5月20日
  • 療育

新生児育児をしていると、自分の子どもの発達・発育のスピードが気になり、他の子と比べてしまうこともあると思います。
「うちの子、まだハイハイができない!他の子より遅いんじゃないかな?」と不安になることもあるでしょう。

結論から言ってしまえば赤ちゃんの発達スピードには個人差があるので、一概にできるようになるのが遅い=発達障害といった図式ではないはずです。
とりわけダウン症児に関しては、発達のスピードの個人差が特に大きいと言われています。

ですから、いつからできるのかという問い自体にそもそも大きな意味はないのですが、とはいえいつまで経ってもハイハイしない、できないとなると、何故だろう?とその原因・理由は知っておきたくなるもの。

というわけで今回は、「ダウン症児ハイハイしないいつからできたか【しょま君の場合】」と題して、記事にしていきたいと思います。

ハイハイは平均でいつからできる?

まずは健常児のハイハイについて。
赤ちゃんがハイハイをいつからできるようになるかですが、一般的に生後9ヶ月頃までにハイハイをできるようになることが多いと言われています。
そして、生後10ヶ月経つころには9割方、ハイハイができるようになっているとのデータもあるとのこと。
ただ、あくまでも平均・目安の時期というだけで、4−5ヶ月でハイハイができるようになる子もいれば、1才になる頃ようやくという子もいるようです。
生後9〜10ヶ月までにハイハイができないのはおかしい!という感覚ではなくて、あくまで平均・目安という見方で捉えていただければと思います。

ダウン症児しょま君のハイハイはいつからできた?

我が家のダウン症児しょま君のハイハイ会得時期についてです。
しょま君は生まれつき心疾患を抱えており、開胸手術が必要な状況でした。

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同じように心疾患の手術を終えた先輩ダウン症児のママさんからは「手術が終わったら、見違えるくらいに動きが活発になって、つたい歩きまであっという間に進んだよ〜」との話を聞いていました。
しょま君が心疾患のオペを終えたのは生後1才2ヶ月の頃。その後1才3ヶ月の月で退院しました。

入院中のベッド内の移動はゴロゴロ移動。
ズリバイもできない状況だったので、退院後のしょま君はハイハイいつからできるようになるかな〜と思っていたのも束の間、退院して2ヶ月が経った1才5ヶ月のはじめにはずりばい、同じ月の終わり頃にはハイハイができるようになっていました!
あまりの急成長ぶりに、妻と一緒にびっくり。

しょま君パパ
先輩ダウン症児ママさんの仰っていたことをまさに感じた出来事でした♪
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ダウン症児がハイハイしない理由は?

この記事を書くにあたり、ネットによるリサーチをしていたのですが、「ダウン症 ハイハイしない」という検索をしている方が一定数いることがわかりました。
一般的に、ダウン症児の発達スピードは健常児の2分の1程度と言われています。色んな事ができるようになるのに、健常児の倍はかかるということなのでしょう。

今回取り上げたハイハイのことを見ても、健常児がだいたい9ヶ月程度でハイハイできるようになるのと比較して、ダウン症児しょま君は1才5ヶ月で会得しており、倍まではならなかったのですが、それでもやはり健常児に比べると会得が遅いことがわかります。

ダウン症児の発達がゆっくりであることはわかっており、加えて心疾患のこともあったため、しょま君がなかなかハイハイしないことに焦りは全くありませんでした。

でも、なぜダウン症児はなかなかハイハイしないのか、その理由は知っておきたかったので調べてみたところ、キーワードとして「低緊張(筋緊張低下)」という言葉がありました。

低緊張(筋緊張低下)とは

低緊張とは、自分の体を支えるための筋肉の張りが弱い状態のことをいいます。専門的には、筋緊張低下症といわれており、その状態の子どもをフロッピーインファント(floppy infant)ということもあります。フロッピー(floppy)とは「ぐにゃっとした」、インファント(infant)は「子ども」という意味で、それらをつなげた言葉です。

低緊張の子どもは、姿勢がよくなかったり、体がふにゃふにゃとしていたりするという印象がもたれます。というのも、低緊張の子どもは体を支えるための筋肉の張りが弱く、思うように体の動きをコントロールすることができないためです。

低緊張の子どもは、体の筋肉の張りの弱さゆえに、運動発達に遅れがみられる傾向にあります。首や腰がすわるのが遅れることにより、その症状が顕在化し、乳幼児健診の際に医師から指摘されることが多いようです。

引用:LITALICO発達ナビ・コラムページ

ダウン症児の生まれ持った特性として、この低緊張があるそうです。また、筋力の低緊張があることに加えて筋量自体も健常児より少ないそうです。
こういった理由から、足腰の筋肉で身体を動かすズリバイや、身体を支えながら進むハイハイ、その後歩けるようになるまでにも、それぞれの発達・会得に時間を要することも納得できました。

しょま君パパ
余談になりますが、ダウン症児に口元がだらんと開いてベロが出ている子や、噛む・飲み込むという動作が苦手だったりする子が多いのは、この低緊張という特性が関係しているそうです。
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さいごに

なかなかハイハイしないなぁ、歩こうとしないなぁと、我が子の発達スピードが気になるのは、子を思う故の親心ですよね。
しょま君の2才年上のお姉ちゃんは結構ハイスピード発達なタイプなので、しょま君のゆっくりとした成長を見られるのは、彼がダウン症だったからこその良さだなぁと感じています。
これからも子どもたちの、それぞれのペースの成長を楽しく見守り、一緒に喜んでいきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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